去る6月、ジャヌ東京に宿泊しました。ジャヌというブランドは現時点で東京のみになります(JANU TURKS & CAICOS近日公開)。アマンブランドの姉妹ブランドとなりますので、それなりに期待はしていました。アマン東京と比べると価格やコンセプトに違いはありますが、実際の実力はいかに。
チェックイン

徒歩利用と車やタクシー利用でのアクセスではエントランスが異なります。メイン側は車利用のゲストに使われ、裏口は写真のように麻布台ヒルズに面しおり、徒歩ではこちらから入館する形になります。チェックイン時はタクシーを利用したので写真は夜外出した際に撮りました。地下道で神谷駅までつながっており、傘いらずです。

ホテルの構造としてはグラウンドフロアからエレベーターでレセプションフロアである5階に行き、そこから各客室フロアに向かいます。レセプションフロアからは東京タワーが一望できます。アーリーチェックインなどの特典はなかったので通常の15時チェックインです。特に待たされることもなく部屋まで案内してもらいます。

館内の芸術性は非常に凝っていた印象です。ホテルイベントに館内のアート作品の解説ツアーが催されている日もありました。

エレベーターホールです。客室数はさほど多くないですがエレベーターは4台あり、混雑することはなさそうですね。廊下も含め雰囲気は薄暗く落ち着きがありました。
部屋

プレミアルームツインにしました。部屋の広さは62平米です。東京都内のホテルにしては珍しくバルコニー付きで、窓は大きいので非常に開放感があります。テーブルにはウェルカムギフト(お菓子)とメッセージ、ドリンク(古代米ブレンド茶)がセットされていました。

窓の前にテレビがありますがこちらは昇降式となります。使わない時は収納できるので、窓からの光と眺めを遮らずにスペースを有効活用できます。アマン東京もテレビは昇降式でした。

ミニバーに関してはアルコール類を除き無料です。後述のターンダウンの後にはしっかりと補充されていました。ドリンク関連で言えば、毎日PM5:00からPM7:00まで4階ジャヌグリル内のバーでソーシャルアワーが開かれてます。時間が合わなかったので利用していませんが、シャンパン、ワイン、ビール、ノンアルコールカクテルなどのフリーフローを無料で利用できます。

ミネラルウォーターやコーヒーメーカは一般的なものです。ジャヌ、アマンブランドはかなりサステナビリティを意識している認識ですが、ボトルウォーターは瓶じゃないのが好感を持てます。瓶だと持ち出せませんしね。

各部屋にiPadが備え付けられています。こちらから照明やカーテン、空調の電子制御やルームサービスのオーダー、レストランのメニュー、館内設備のインフォメーションを閲覧できます。

最新のホテルなのでハード面で不便さは感じさせません。照明類のスイッチはベット横に集約されています。コンセントはマルチプラグ対応のものと日本で主流のAタイプのものが2種類あります。ふくろう?の木の置物は、ただの置物ではなく連泊時のシーツ類交換不要の意思表示をするのに使われます。

バルコニーサイドから見ると部屋はこのような感じです。コンパクトにまとめられており、開放感はあって過ごしやすいです。レイアウト的には玄関、ベッドルームのどちらからでも水回りにアクセスできるので、広さが逆に不便さにつながることはなかったですね。

水回りです。さすがにこのクラスのホテルなのでシャワーブースがあります。バスタブもかなりの深さと広さがありました。ガタイがいい人でも問題なく使えますが、私を含め小柄な人は少々ポジションを取るのに苦労しました。写真に中央に少し写っている壺はバスソルトが入っています。

シャワーブース。水回りは全体的に石造りです。シャンプーといったアメニティは独自ブランドでした。細かくは確認しておりませんが、アマンと同じものでしょうか?

トイレも便座かバー自動開閉式のものです。もちろん日本なのでウォシュレットが装備されています。石造りのデザインにスタイリッシュに溶け込んでいますね。

洗面台は2式あります。コップは陶器のデザインでに日本らしさを出しています。SDGsの観点から歯ブラシの設置をやめるところも多いですがこここは用意されていました。

ドライヤーはレプロナイザー27D Plusでした。型番は違った気がしましたがアマン東京と同様にレプロナイザーです。

バスローブの質感も流石です。他には浴衣風のナイトウェアもありました。こちらもアマン東京と同様ですね。バスローブは基本は部屋のみですがウェルネスまででしたら着用が認められています。

加えてジャヌ東京のロゴ入りのトートバッグが2枚用意されています。こちらはお持ち帰り可能です。かなり生地もしっかりしており、普段使いにも便利そうです。

時間は飛んでターンダウン後になります。かなり雰囲気は変わりますね。バスルームを隔てる壁が障子風で和を感じさせますね。間接照明の使い方もかなりイケています。ターンダウン後はカーテンは全て閉じられておりましたが、かなり遮光性が高く朝になっても完全に光を遮ることができます。
夕食(虎景軒)
せっかくなので館内の中華レストラン、虎景軒を利用しました。ホテルは麻布ヒルズに直結しており、館外でも食には困らないと思いますが。後述の朝食でもそうですが、こちらもヴィーガンメニューが豊富に用意されていました。

コース注文せずアラカルトをオーダーしました。上の写真は北京ダック 虎景軒オリジナルスタイル ダックロールとリエット キャビア クリスピーカップ(¥4,200)です。

こちらのメニュー名は失念しており、何を頼んだか覚えていません、、すみません。ですが辛味がいい感じにきいていました。本場の中華の味と日本人向けのテイストの中間といった感じです。デザート込み3品とドリンク1杯ででサ税込で14,000円ほど。これならコースにしてもよかったかもしてません。

レストランから部屋までの戻る際にレセプションエリアで撮った写真です。ライトアップされた東京タワーを綺麗に眺めることができ素晴らしいです。
朝食
日が変わって翌日の朝食です。朝食は館内2つのレストランでとることができます。ジャヌグリル(4階)とジャヌメルカート(1階)のオプションがあります。前者の営業時間はAM7:00からラストオーダーAM10:30で、メニューはフルブレックファースト(朝洋食または和朝食)となります。後者の営業時間はAM9:00からラストオーダーAM10:30までで、メニューはヨーロピアンブレックファーストです。

4階のジャヌグリルでとることにしました。1泊しかしていないので両者を比較することはできませんでしたがどのような違いがあるのでしょうか?こちらのシステムとしてはメインのプレートを選び(洋食・和食・ヴィーガン)、これに加えてアラカルトを注文できるといった感じです。写真はヴィーガン朝食です。

こちらは洋朝食です。あいにく写真はありませんが、食前に甘酒が提供されました。プレートの量的には、朝からしっかりと食べる人には少々すくなく感じるかもしれませんが、アラカルトで多彩なメニューから注文できるので、その点の心配は不要です。


参考までに朝食メニューを載せておきます(2026/06利用)
まとめ

全体的な感想としては洋式に和を取り入れた流行り?のハイブランドホテルでしたね!開業してから2年ということでハード面では文句なしですね。
ジャヌ東京はアマンの姉妹ブランドですが、コンセプトは異なります。サンスクリット語の「魂」を由来とされ、静寂と隠れ家を重んじるアマンとは対照的に、人と人とのつながり「インスピレーション」「探求心」を核とし、躍動的でエネルギッシュな体験を重んじています。もちろん滞在中の体験は素晴らしいものでした。ただコンセプトの「インスピレーション」や「探求心」を感じる機会はなかったです。その点は不完全燃焼なので、次の滞在があればウェルネスなどのサービスを積極的に利用したいと思います!